季語|女郎花(おみなえし・をみなへし)

初秋の季語 女郎花

をみなめし

女郎花の俳句と季語 マツムシソウ目オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物。沖縄以外の日本全土に分布し、日当たりの良い草地に自生している。8月から10月にかけて、数ミリの黄色い合弁花を多数つけるところから、「粟花(あわばな)」とも呼ばれる。秋の七草に数え上げられる。
姿が似ている植物に、白い花を咲かせる男郎花(おとこえし)があり、これに対応させて「女郎花」と呼ばれるようになったとされる。古くは万葉集にも歌われ、14首が知られる。中臣女郎が

をみなへし佐紀沢に生ふる花かつみ かつても知らぬ恋もするかも

と歌ったのをはじめ、「佐紀」に掛かる枕詞となる。

根は生薬となり「敗醤根」と呼ばれる。「敗醤(はいじょう)」は女郎花の古い呼び名で、花が萎れると腐った醤油のような臭いを発するところからきている。

【女郎花の俳句】

我ものに手折れば淋し女郎花  大島蓼太
女の香放ちてその名をみなへし  稲垣きくの

 インターネット歳時記

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