季語|山茱萸の花(さんしゅゆのはな) 初春の季語 山茱萸の花 春黄金花(はるこがねばな) ミズキ科ミズキ属サンシュユは、中国・朝鮮半島原産で、江戸時代享保年間に薬用植物として渡来した。花期は2月から3月頃で、若葉が出る前に黄色い小花をたくさんつける。秋になる果実は「山茱萸」という生薬にされ、頻尿などの改善に用いられる。 「茱萸」は中国語でグミのことで、「山茱萸」は山になるグミの意。「やまぐみ」と呼ぶこともある。 【山茱萸の花の俳句】 山茱萸の花完結のなく続く 後藤夜半 ▶ 春の季語になった花 見頃と名所