俳句

季語|李の花(すもものはな)

晩春の季語 李の花

花李(はなすもも)李花(りか)

李の花バラ科サクラ属スモモは、中国原産の落葉小高木で、日本には弥生時代に渡来したと考えられており、万葉集にも大伴家持の和歌が一首ある。

吾が園の李の花か庭に散る はだれのいまだ残りたるかも

桃に似て、桃よりも酸味が強い果実が生ることから、「酸っぱい桃」の意で「すもも」と呼ばれる。6月から8月頃に生る果実は「李(すもも)」として夏の季語になるが、3月から4月頃に咲く花は「李の花」として春の季語になる。
プラム(プルーン)として出回るものは、そのほとんどがセイヨウスモモの実である。セイヨウスモモの花も3月から4月頃に咲き、形も似ている。

【李の花の俳句】

花李昨日が見えて明日が見ゆ  森澄雄

▶ 春の季語になった花 見頃と名所

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