俳句

季語|二人静(ふたりしずか)

晩春の季語 二人静

早乙女花(さおとめばな)

二人静センリョウ科チャラン属フタリシズカは、丘陵地の林内などに自生する多年草で、4月から6月頃に花が咲く。穂状花序が、通常は2本つく。この花序を、能楽「二人静」の静御前と菜摘女に見立てて名がついたとされる。同属に、花序を一つだけ持つ「一人静」がある。

【二人静の俳句】

幽かなる穂花は二人静なる  加藤三七子

▶ 春の季語になった花 見頃と名所

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