俳句

季語|鯨汁(くじらじる)

三冬の季語 鯨汁

鯨鍋(くじらなべ)

鯨汁鯨の本皮(皮のついた白い脂身)などを塩蔵した塩くじらを用いた汁物。塩くじらを薄切りにしたものに熱湯を注ぎ、塩分を取り除いた後に、野菜とともに煮る。
道南地域(北海道)では、正月料理に欠かせないものとなっている。また、新潟などでは、夏にスタミナ食として食されてきた。ただし、「鯨」が冬の季語になるのに倣い、「鯨汁」も冬の季語になる。

冬の季語に「山鯨」があるが、これは獣肉を食べるのを忌んで猪の肉に名付けられたもの。鍋料理にすると、牡丹鍋とか猪鍋などと呼ばれる。

▶ 関連季語 鯨(冬)

【鯨汁の俳句】

鯨汁のれんが割れて空青き  岸本尚毅

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