季語|坂鳥(さかどり)

晩秋の季語 坂鳥

坂鳥朝早く山を越えていく小鳥の群をいう。「軽皇子宿于安騎野時柿本朝臣人麻呂作歌」と題された万葉集にある柿本人麻呂の長歌に「坂鳥の朝越えまして」とあり、「坂鳥の」は「朝越ゆ」に掛かる枕詞となっている。

【坂鳥の俳句】

坂鳥の胸をうたるる笞かな  久村暁台

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