俳句

山梨県の季語と俳句

山梨県の御当地季語

甲州葡萄(秋の季語)
山梨県固有の白ぶどうで、生食用またはワイン醸造用。「甲州」ともいう。

吉田火祭(秋の季語)
8月26日から27日に行われる、富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社と境内社である諏訪神社の例大祭。日本三奇祭のひとつ。

山梨県を詠んだ俳句

行駒の麦に慰むやどり哉 松尾芭蕉
「野ざらし紀行」に、「甲斐の山中に立よりて」とある。貞享2年(1685年)に詠まれた。

芋の露連山影を正しうす 飯田蛇笏
大正3年(1914年)11月に「ホトトギス」巻頭を飾った俳句。山梨県出身の蛇笏の代表句であり、甲府盆地の情景を詠んだもの。

大寒の一戸もかくれなき故郷 飯田龍太
「童眸」(1959年)所収の、1954年の俳句。故郷である笛吹市の小黒坂を詠んだもの。

ご当地季語と御当地俳句