あらきだもりたけ
戦国時代の伊勢神宮祠官であり連歌師俳諧の祖のひとりと目されている
1473年(文明5年)~ 天文18年8月8日(1549年8月30日)。伊勢国山田中之郷町(伊勢市)出身。伊勢内宮一禰宜。連歌を宗祇、宗長、猪苗代兼載に学ぶ。山崎宗鑑とともに、俳諧の祖と称される。
童子教戒のために詠じた一夜百首は、「世中百首」と呼ばれ、地元の人からは「伊勢論語」とも呼ばれている。また、「飛梅や軽々敷くも神の春」を巻頭にした「独吟千句」も知られる。
辞世に「越しかたもまた行末も神路山峰の松風峰の松風」「朝顔に今日は見ゆらんわが世かな」。
▶ 荒木田守武の俳句