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三村純也 

余呉の湖余寒の紺をたたへたる 
蜃気楼将棋倒しに消えにけり 
活けられてゑのころ草の恥づかしさう 
初雪にして一尺になることも 
芭蕉忌や今も難所の親不知 
糶られゆく鮟鱇どれも口あけて 
そつぽ向く鹿とカメラに収まりぬ