俳句例句(季語から)



初雪 click ⇒ ≪解説≫

初雪や水仙の葉のたわむまで  松尾芭蕉
初雪にして一尺になることも  三村純也
初雪に日のゆきわたる雑木山  行方寅次郎
初雪に日のゆきわたる雑木山  行方寅次郎
初雪の頬寄せ合って不思議かな  佐怒賀正美
建前の木やりが呼びし初雪か  永井東門居
うしろより初雪降れり夜の町  前田普羅
初雪の二十六萬色を知る  田中裕明
はつ雪やしまひ忘れし鉢のばら  久保より江
初雪は隠岐に残れる悲歌に降る  野見山朱鳥
はじめての雪闇に降り闇にやむ  野澤節子

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