俳句

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田捨女 

雪の朝二の字二の字の下駄のあと 
萱原にをしや捨ておく露の玉 
雑煮煮や千代の数かく花がつを 
うき中に馴れて雪間の嫁菜かな 
粟の穂やみは数ならぬ女郎花 
日ぐらしやすてて置いても暮るる日を 
艸よ木よ汝に示すけさの露 
一升や九月九日使菊