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田捨女 ●

雪の朝二の字二の字の下駄のあと 季
萱原にをしや捨ておく露の玉 季
雑煮煮や千代の数かく花がつを 季
うき中に馴れて雪間の嫁菜かな 季
粟の穂やみは数ならぬ女郎花 季
日ぐらしやすてて置いても暮るる日を 季
艸よ木よ汝に示すけさの露 季
一升や九月九日使菊 季