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友岡子郷 

晩春や草被せ火を消さんとす 
夜の秋のさしさはりなき薬とぞ 
冬田つづきに磊落の家ひとつ 
初凪や詩碑に青き藻つきしまま 
農よりも漁のさみしさや年の酒 
濤こだま実朝忌まだ先の日ぞ 
跳箱の突き手一瞬冬が来る 
青饅や家路の果に家はあり