俳句例句(季語から) 花野日陰ればたちまち遠き花野かな 相馬遷子一水のまぎれず響き花野かな 岡田日郎先頭は誰とも知れず花野径 高浜礼子 あだし野に行当りたる花野かな 大島蓼太さし入れて手足つめたき花野かな 赤尾兜子ふところに入日のひゆる花野かな 金尾梅の門法の旅花野や杖の曳ちから 府川志風比ときと華野に心はなちやる 八木ほう水来てみれば花野の果ては海なりし 鈴木真砂女前歩く子の脚ながき花野かな 田中午次郎1 | ▶ 季語検索