俳句

季語|鬱金の花(うこんのはな)

初秋の季語 鬱金の花

鬱金の花ショウガ科ウコン属ウコンは、インド原産の多年草で7月から9月頃に花をつける。別名に「きぞめぐさ」がある。日本へは十六世紀に渡来した。
本来の「鬱金」は秋ウコンとか赤ウコンと呼ばれるもので、春ウコン(黄ウコン・姜黄)や夏ウコン(紫ウコン・白ウコン)は同属別種である。因みに中国では春ウコンを「鬱金」とし、日本で鬱金とするものは姜黄(きょうおう)と呼ぶ。
鬱金はターメリックの名でも知られる。根茎には、肝臓に良いとされるクルクミンが含まれ、生薬にしたり、スパイスや黄色い染料にしたりして用いる。

【鬱金の花の俳句】

時雨馳せうこんの花のさかりなる  大野林火

▶ 秋の季語になった花 見頃と名所

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