俳句

季語|筒鳥(つつどり)

三夏の季語 筒鳥

筒鳥カッコウ目カッコウ科ツツドリは、東南アジアなどから夏鳥として飛来するホトトギスによく似た鳥で、主に毛虫を食べる。5月から6月頃に、山地の森林内でウグイス科の鳥類に托卵して繁殖する。
その鳴き声が、紙筒の口を叩く音に似ていることから、筒鳥とされた。東北地方などでは、「トット(ツツドリ)鳴いたら粟をまけ、カッコウ鳴いたら豆をまけ、ホトトギス鳴いたら田植えせよ」などと言われ、タネマキドリと呼ぶ地方もあった。

【筒鳥の俳句】

筒鳥の霧重くなりし声音かな  大須賀乙字

【筒鳥の鳴き声】
ホトトギスと似ているが、ホトトギスより一回り大きい。その鳴き声は「ポポ ポポ」などと聞きなす。(YouTube 動画)

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