俳句

季語|えごの花(えごのはな)

仲夏の季語 えごの花

えごの花の季語と俳句ツツジ目エゴノキ科エゴノキ属エゴノキは日本原産で、全国の雑木林に自生していたり、庭木として植えられていたりする。
5月頃に、芳香のある白い花を下向きにたくさんつける。ピンク色の花をつける品種もある。花が散る時には、花びらを散らさずに、ひとつの花のまま回転しながら落花する。
エゴノキの別名には、チシャノキ・ロクロギ・セッケンノキ・ドクノミなどがある。花や果皮にはエゴサポニンという物質が含まれており、かつては石鹸の代わりとして利用することもあった。このことから、エゴの花を「セッケン花」「シャボン花」ともいう。
果実にえぐみがあることから「えご」と呼ばれるようになったとされる。英名は japanese Snowbell(ジャパニーズ スノーベル)である。

【えごの花の俳句】

えごの花ながれ溜ればにほひけり  中村草田男

▶ 夏の季語になった花 見頃と名所

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