俳句

季語|クロッカス

初春の季語 クロッカス

クロッカスアヤメ科クロッカス属の総称で、俳句の世界では「クロッカス」として春の季語、「サフラン」として秋の季語になる。つまり、クロッカスは秋に植えて2月から4月に花を咲かせる春咲き品種の「春咲サフラン」である。ただし、秋に咲く「サフラン」という品種がスパイスに用いられるのに対し、「春咲サフラン」は観賞用のみに栽培される。
原産地は地中海沿岸から小アジアで、明治時代初期に渡来した。
語源はギリシア神話にあり、ニンフに恋して死んだ美青年クロコスが花になったものとも、カウカソス山に縛られたプロメテウスの血から生じたとも言われている。バレンタインの頃に咲くため、イギリスでは「バレンタインの花」ともされている。

【クロッカスの俳句】

クロッカス光を貯めて咲けりけり  草間時彦

▶ 春の季語になった花 見頃と名所

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