俳句

季語|水澄む(みずすむ)

三秋の季語 水澄む

水澄むの俳句と季語澄み渡った秋空を映し込む水面は、美しい。実際には、台風などで秋の水辺は濁ることが多いが、嵐は、夏場に腐敗した有機物を拡散し、流し去る役目も果たす。
海に関して言えば、秋になって海面付近の海水温が下がることで対流が起こり、海底の水と混ざり合う。これにより、陸地から流れ込んで水面付近に停留していた汚れが希釈され、洗い流されることが知られている。

なお、日本で一番透明度が高い湖は摩周湖。かつては世界一でもあった摩周湖は、当時の半分ほどの透明度に落ちてはいるが、現在でも約20mの透明度を誇り、日本一になっている。

【水澄むの俳句】

洞窟に湛え忘却の水澄めり  西東三鬼
水澄むやとんぼうの影ゆくばかり  星野立子

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