季語|日永(ひなが) 三春の季語 日永 永き日(ながきひ)・永日(えいじつ) 春の日中は、日脚がのびて長く感じる。因みに、「短夜」は夏、「夜長」は秋、「日短」は冬の季語。 東京では、12月に16時半頃に日の入りしていたものが、3月下旬には18時をまわる。 万葉集には作者不詳の和歌で、 霞立つ春の永日を奥処なく 知らぬ山路を恋ひつつか来む がある。 ▶ 関連季語 遅日(春) 【日永の俳句】 飛べそうな気がする永き日の岬 五島高資