季語|秋の暮(あきのくれ) 晩秋の季語 秋の暮 暮秋(ぼしゅう)・暮の秋(くれのあき)・秋暮る(あきくれる)・晩秋(ばんしゅう) 冬への移行も、秋の暮れ時をも指す秋の暮。新古今和歌集の「三夕の歌」は有名だけれども、それに先立つ後拾遺集に載る良暹法師の歌は、小倉百人一首70番。 淋しさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋のゆふぐれ 【秋の暮の俳句】 秋の暮水のやうなる酒二合 村上鬼城 この道や行人なしに秋の暮 松尾芭蕉