季語|蛇穴を出づ(へびあなをいづ) 仲春の季語 蛇穴を出づ 蛇出づ(へびいず) 「蛇」は夏の季語であるが、「蛇穴を出づ」は春の季語になる。 地域によって違いも見られるが、アオダイショウやマムシ、シマヘビなどは、最高気温が15度になる3月頃に冬眠から覚める。啓蟄の頃である。 【蛇穴を出づの俳句】 けつかうな御世とや蛇も穴を出る 小林一茶 蛇いでてすぐに女人に会ひにけり 橋本多佳子