季語|箱釣(はこづり) 三夏の季語 箱釣 金魚すくい(きんぎょすくい) 夏祭りの露店などで見られる金魚すくいのこと。水槽に入れられた金魚を、紙をはったポイと呼ばれる杓子ですくいとり、椀に受ける。 金魚は室町時代に入ってきたと考えられており、金魚すくいが始まったのは江戸時代後期からだと言われている。 金魚養殖が盛んな奈良県大和郡山市では、「全国金魚すくい選手権大会」も開かれている。8月第3日曜日は「金魚すくいの日」である。 【箱釣の俳句】 箱釣や棚の上なる招き猫 富安風生