季語|泡立草(あわだちそう)

三秋の季語 泡立草

背高泡立草(せいたかあわだちそう)・代萩(だいはぎ)

泡立草の俳句と季語キク科アキノキリンソウ属の多年草。日本にむかしから自生していた秋の麒麟草は、セイタカアワダチソウと同属。セイタカアワダチソウは北アメリカ原産で、日本には切り花用の観賞植物として明治時代末期に導入された。代萩とも呼ばれ、萩の代用として切り花や簾に用いる。日本の侵略的外来種ワースト100にもなり、その拡散が問題になっている。アメリカ軍の輸入物資についていた種子から広がったと見られているが、蜜源植物であることから、養蜂業者が全国に広めたとも言われている。
ハーブティーにしたり、若芽をてんぷらにするなどして利用することもある。
ブタクサとよく似ているが、ブタクサはキク科ブタクサ属。かつては花粉症の元凶と見られたこともあるが、セイタカアワダチソウの花粉は飛散しにくい。花粉症の原因となりやすいのは、ブタクサの方。

【泡立草の俳句】

操車場泡立草が押し寄せて  大島民郎

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