初秋の季語 馬追
バッタ目キリギリス科に属し、林内で見られるハヤシノウマオイと、畑や草原に生息するハタケノウマオイがいる。7月から9月頃に成虫が見られる。
夜間に鳴くオスの鳴き声は、「スイッチョン」と聞きなす。ハタケノウマオイの方が、やや忙しなく鳴く。
馬追とは、馬子を指す言葉でもある。その鳴き声が、馬子の声に似ていることから、「馬追」と名付けられた。
【ハヤシノウマオイの鳴き声】本州から九州の下草の多い林内で生活する。成虫は8月から11月にかけて見られる。(YouTube 動画)
【ハタケノウマオイの鳴き声】本州から九州の畑や川端の草の中で生活する。成虫は8月から11月にかけて見られる。(YouTube 動画)