俳句

季語|クローバー(くろーばー)

晩春の季語 クローバー

苜蓿(うまごやし)・シロツメクサ・クローバ

季語 クローバーマメ目マメ科シャジクソウ属の多年草。原産地はヨーロッパで、4月から12月にかけて白い花を咲かせる。明治時代以降、牧草として導入されたものが野生化した帰化植物。窒素固定作用があり、緑化資材にも適している。
1846年にオランダから献上されたガラス製品に緩衝材として詰められていたことから、ツメクサと呼ばれ、白い花を咲かせることからシロツメクサ(白詰草)になった。アイルランドでは国花となっている。

三位一体を説明するために三つ葉のクローバーが用いられたことから、花言葉は「約束」。滅多に見つけられない四つ葉のクローバーの花言葉は、「幸運」となる。
因みに、四つ葉となるのには、遺伝的要因と環境的要因があるとされる。踏みつけられるなどして傷つけられると、四つ葉のクローバーになり易い。また、四つ葉以上の多くの葉をつけることもあり、56枚葉のものも発見されている。

よく似た植物にウマゴヤシ(苜蓿)があり、こちらはウマゴヤシ属になる。やや小ぶりの葉に、黄色い花をつける。ただし、ウマゴヤシをクローバー(シロツメクサ)の俗称とすることもある。

【クローバーの俳句】

クローバや制服に夢ありし頃  藤崎美枝子

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