俳句

季語|冷酒(れいしゅ・ひやざけ)

三夏の季語 冷酒

冷し酒(ひやしざけ)

冷酒冷やして飲む酒のことで、主に日本酒に関していう。近年、クリアな味わいの吟醸酒が人気になるとともに、冷やして日本酒を飲むことも珍しくなくなってきた。ただし「冷や」と言うと、普通は常温の日本酒を指し、「燗酒」と区分するために用いられる言葉である。「冷酒」とは別物で、夏の季語とはならない。

「冷酒」にも、その温度帯に応じて呼び名があり、15度くらいを「涼冷え(すずびえ)」、10度くらいを「花冷え」、5度くらいを「雪冷え」と呼ぶ。また、マイナス10度に過冷却した日本酒を、グラスに注ぐ衝撃で瞬間的にシャーベット状に凍らせる、「みぞれ酒」もある。氷を浮かべて飲むことも提案されており、酒造が近年力を入れている夏酒の楽しみ方にも幅が出てきた。

【冷酒の俳句】

一盞の冷酒に命あつきかな  角川源義

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