季語|若水(わかみず)

新春の季語 若水

若井(わかい)

若水の俳句と季語古くは立春に天皇に奉じられた水のことをいったが、現在では元日の朝に初めて汲む水のことを指す。「若井」とは、若水を汲む井戸のこと。
若水には邪気を払う力があるとされ、神棚に供えた後に、飲んだり口を漱いだり食事に使用したりする。かつて多くの地方で、若水を汲むことは、年男の最初の仕事とされた。

万葉集にある「天橋も長くもがも高山も高くもがも 月夜見の持てる越水い取り来て 君に奉りてをち得てしかも」の「越水」は「変若水」とも書き「おちみず」と読む。これは、飲めば若返るといわれた霊薬で、ここにあるように月の神・ツクヨミが司ると言われた。このような信仰は世界中に存在しており、それが「若水」につながったと考えられる。
養老元年(717年)の詔に「醴泉は美泉なり。もって老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下に大赦して霊亀三年を改め養老元年と成すべし」とあり、養老の滝の水を若水として改元したと伝わる。
西行法師家集に、

とけそむるはつ若水の氷にて 春たつことのまつくまれぬる

の和歌がある。

【若水の俳句】

若水や冬は薬にむすびしを  志太野坡

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