季語|スキー(すきー)

三冬の季語 スキー

スキーヤー(すきーやー)スキー帽(すきーぼう)

スキーの俳句と季語雪上を移動するために、靴に板をつけていたものが、現代ではスポーツになった。競技は、クロスカントリーやジャンプなどがあるノルディックスキーと、ノルディックスキーから分かれて滑降に特化したアルペンスキーがある。
スキーには、スキー板・スキーブーツ・スキーストック・スキーウェア・スキー帽・スキーグローブ・ゴーグルなどが必要である。

スキー自体は、世界各地の雪深い地方に、紀元前のかなり古い時代から存在したと考えられている。現代のスキーにつながる進化を遂げたのは、19世紀中頃のノルウェーのテレマルク地方であり、近代ノルディックスキーとして整備されていった。そのため、ノルウェー語で「薄い板」を指す「スキー」の名で呼ばれる。そして、1924年の第1回冬季オリンピックで、クロスカントリースキー・ノルディック複合・スキージャンプが採用された。
日本には、間宮林蔵の「北蝦夷図説」の中にスキーを履いた樺太アイヌの図があるが、「スキー」が伝来したのは1890年代である。本格的にスキーが普及しだすのは、1911年1月12日に、オーストリア陸軍少佐が軍人に技術を伝授したことに始まる。その1月12日は、全日本スキー連盟が「スキーの日」に制定している。

【スキーの俳句】

スキー穿きこの子可愛や家はどこ  富安風生

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