俳句

季語|浮人形(うきにんぎょう)

三夏の季語 浮人形

浮いてこい(ういてこい)

浮人形の季語と俳句水に浮かべて遊ぶ玩具の総称。壺の上の人形を下部の笛を吹いて回す玩具(猩々小僧)も「浮人形」と呼ぶが、こちらは季語とはならない。
人形が乗った小舟の端に樟脳をつけて、水上を走らせるようにしたものがあり、これは、水鳥をかたどった中国の玩具が江戸時代に伝わり、夏の遊びとして定着したものであった。
現在では、ブリキ・ゴム・プラスチックなど様々な素材を用い、あひるや金魚・船など様々な形に作られる。行水や入浴時に、子供が浮かべて楽しむ。

「浮いてこい」は、パスカルの原理を応用した、水に浮き沈みする玩具のことで、「浮沈子(ふちんし)」とも呼ぶ。

【浮人形の俳句】

泣くよりは笑ひながらに浮いてこい  後藤比奈夫

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