俳句

季語|泰山木の花(たいさんぼくのはな)

初夏の季語 泰山木の花

泰山木の花の季語と俳句モクレン科モクレン属タイサンボク。樹高20メートルに達する常緑高木で、6月から7月頃に、芳香を持つ大きな盃形の白い花をつける。花は3日ほど咲き、褐変していく。
北米南東部原産で、ミシシッピ州にはタイサンボクが多いため、タイサンボクの州と呼ばれることがある。日本へは明治時代に渡来し、公園や庭で栽培され、多くの園芸品種も生まれている。

泰山木には強いアレロパシーがあり、他の植物の生育を阻害するため、泰山木の近くにはあまり植物が育たない。
マグノリアと呼ぶモクレンの香水は、泰山木が原料になっている。

語源は、花を大きな盃にみたてた「大盞(たいさん)」にあり、「泰山木」の字が当てられた。

【泰山木の花の俳句】

泰山木樹頭の花を日に捧ぐ  福田蓼汀

▶ 夏の季語になった花 見頃と名所

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