季語|白粉花(おしろいばな)

仲秋の季語 白粉花

白粉の花(おしろいのはな)・白粉草(おしろいぐさ)・夕化粧(ゆうげしょう)

白粉花オシロイバナ科オシロイバナ属オシロイバナはメキシコ原産で、江戸時代初期に渡来。夕方4時ころから咲き始めるため、英語では「フォーオクロック」と呼ぶ。
7月から9月頃に赤・白・黄色の花を朝まで開き、次から次へと咲いていく。一つの株から異なる色の花が咲くものもある。なお、花弁は退化しており、花弁のように見えるのは萼である。寒さには弱いため、日本では冬には枯れることが普通である。
花が萎むと黒くて丸い実をつけ、この実を割ると白い粉が採れるために「白粉花(おしろいばな)」と呼ばれるようになった。俳諧歳時記栞草(1851年)には秋之部八月に分類され、「これを採て婦人の面に塗。光沢、鉛粉(おしろい)に優れり」とあり、江戸時代には白粉として実用化されていたことが分かる。現代では、子供がおしろいに見立てて遊ぶことが多い。また、花の奥の蜜を吸って遊んだりもする。

「夕化粧」の別名もある。分類学上では、月見草の仲間にアカバナ科マツヨイグサ属ユウゲショウがあるが、こちらは通常「赤花夕化粧」と呼んで区別する。

【白粉花の俳句】

おしろいは妹のものよ俗な花  正岡子規

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