季語|蚕豆の花(そらまめのはな) 晩春の季語 蚕豆の花 マメ科ソラマメ属ソラマメは地中海沿岸原産で、日本での栽培は、奈良時代にインドから渡来した菩提僊那(ぼだいせんな)が行基に贈ったものがもとになっているとの説がある。 花は3月から4月頃に咲き、蚕豆は5月から6月頃に収穫される。実が空に向かって伸びていくことから「そらまめ」と呼ばれ、さやの中がカイコの繭に似ていることから「蚕豆」の漢字が当てられたと言われる。 【蚕豆の花の俳句】 そら豆の花の黒き目数知れず 中村草田男 ▶ 春の季語になった花 見頃と名所