俳句

季語|樫の花(かしのはな)

晩春の季語 樫の花

樫の花樫は、ブナ科コナラ属の一群の総称で、アカガシ・アラカシ・イチイガシ・ウバメガシ・ウラジロガシ・オキナワウラジロガシ・シラカシ・ツクバネガシの8種がある。木質がひじょうに堅いことから「樫」の国字が当てられ、「かたし」が語源となっているとの説がある。古代から日本人に馴染み深い樹木であり、初代天皇である神武天皇は、白檮原宮(かしはらのみや・現在の奈良県橿原神宮のあたり)で天下を治めた。
樫の木は、種によって開花期が異なるものの、概ね3月から5月頃に花をつける。雄花と雌花を持つ風媒花で、花弁はない。

【樫の花の俳句】

樫の木の花にかまわぬ姿かな  松尾芭蕉

▶ 春の季語になった花 見頃と名所

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