俳句

季語|競べ馬(くらべうま)

初夏の季語 競べ馬

競馬(きそいうま・けいば)

競べ馬本来は、5月5日に京都の上賀茂神社の馬場で行われる「賀茂競馬」のことを指す。これは、今日の日本競馬の発祥とされるもので、1093年から行われている。天下泰平と五穀豊穣を祈る神事であり、馬を競わせることは「競馳(きょうち)」という。乗尻(のりじり)と呼ばれる騎手が、右方と左方に分かれて、二頭で早さを競う。

今日、JRA日本中央競馬会などが開催している「競馬」も夏の季語ととらえて差し支えはないが、「ダービー」として詠まれることが一般的である。

【競べ馬の俳句】

ぺちやんこの財布で競馬賭けてゐし  阿波野青畝

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