俳句

季語|蝙蝠(こうもり)

三夏の季語 蝙蝠

かわほり・かはほり・蚊食鳥(かくいどり)

蝙蝠哺乳類翼手目に属する。世界では約1000種が知られており、日本では家蝙蝠とも呼ばれるアブラコウモリなど35種が生息している。蝙蝠は、天鼠(てんそ)や飛鼠(ひそ)とも呼ばれ、その名の通り、空を飛ぶ鼠のような生物である。夜行性の昆虫などを捕食する種類が多く、それらは視力は発達せず、超音波を用いた反響定位を行いながら飛行する。
近年では、新型コロナウイルス感染症の宿主として注目された蝙蝠であるが、その他にも狂犬病など多くの感染症のキャリアとなることでも知られている。

俳諧歳時記栞草(1851年)では夏之部兼三夏物に分類し、「夏出て冬蟄す」とある。西洋では吸血鬼のイメージと繋がる。

【蝙蝠の俳句】

蝙蝠や暮れては会へぬ人なれば  河原白朝

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