季語|古草(ふるくさ) 初春の季語 古草 若草の中に残る前年の枯草のこと。万葉集に東歌で おもしろき野をばな焼きそ古草に 新草まじり生ひは生ふるがに がある。 近年ではインターネット上に「草」があふれているが、これは「笑い」を意味する俗語。「warai」を短縮した「w」で表現していたが、これを重ねた「wwwwww」が草のように見えるところから「草」が使われるようになった。よって、「笑える」を「草生える」と表現する。 【古草の俳句】 古草も妹が垣根に芳しや 高浜虚子