季語|乗初(のりぞめ) 新春の季語 乗初 初電車(はつでんしゃ)・初飛行(はつひこう) その年初めて乗り物に乗ることを言う。 乗るは、古くは宣ると同義であったか。宣るは、「告げる」の意味を持ち、言霊信仰をもとに呪いに関与する。乗るは、のりうつることを意味したと思われる。 【乗初の俳句】 乗初の運転席に常の如 稲畑汀子