俳人検索結果



井上井月 

象潟の雨なはらしそ合歓の花 
山吹に名をよぶ程の滝もがな 
落栗の座を定むるや窪溜り 
親椀につぎ零したり今年酒 
別れ端のきげむ直しや玉子酒 
目出度さも人任せなり旅の春 
何処やらに鶴の声聞く霞かな 
降るとまで人には見せて花曇り 
闇き夜も花の明りや西の旅 
埋火や何を願ひの独りごと 
迷惑の日も家礼とや煤払 
今日ばかり花も時雨よ西行忌 

信州伊那春近五人衆と井月〔 第一号〕 [ 春近五人衆・井上井月研究会 ]
3850円(税込/送料込)
カード利用可・海外配送不可・翌日配送不可
【楽天ブックスならいつでも送料無料】 【楽天ブックス】