俳句

俳人検索結果



斯波園女 

夜あらしや太閤様の桜狩 
みどり子を頭巾でだかん花の春 
大根に実の入る旅の寒さかな 
手をのべて折りゆく春の草木かな 
負うた子に髪なぶらるる暑さかな 
衣更えわざと隣の子をだきに 
春の野に心ある人の素貌哉 
藤袴この夕ぐれのしめりかな 
ゆづり葉の茎も紅さすあしたかな 
せまり来て息ふくかたや飛ほたる 
衣がへ自ら織らぬ罪深し 
色鳥のわたりあうたり旅やどり 
駒鳥の声ころびけり岩の上