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大谷句仏 

初旅の晴れ晴れしさよ焼津富士 
人の世へ儚なき花の夢を見に 
投扇興末子さかしく笑ひ初む 
春近き銀座の空を鷗飛ぶ 
岩に立つて淀む木流す日永かな 
落ち合うて川の名かはる紅葉かな 
今宵死ぬ人もやあらん花衣 
衆生花に酔へば済度に我醒めん 
散るときが浮むときなり蓮の花 
末法の世に正法の帰り花 
勿体なや祖師は紙衣の九十年 
船人の應と答へし朧かな 
盃の酒打ち捨つる落花かな 
人の世は無常が常よ落椿 
夏断せん我も浪化の世ぞ恋し 
東山と枕並ぶる午睡かな 
昼を廻る燈籠の絵や日影さす 
再建も久しき寺の門茶かな 
大年のわが顔惜しむ鏡かな 
荒海やしまきの晴れ間日落つる 
風鈴の遠音淋し彼岸西風 

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