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斯波園女 ●

夜あらしや太閤様の桜狩 季
みどり子を頭巾でだかん花の春 季
大根に実の入る旅の寒さかな 季
手をのべて折りゆく春の草木かな 季
負うた子に髪なぶらるる暑さかな 季
衣更えわざと隣の子をだきに 季
春の野に心ある人の素貌哉 季
藤袴この夕ぐれのしめりかな 季
ゆづり葉の茎も紅さすあしたかな 季
せまり来て息ふくかたや飛ほたる 季
衣がへ自ら織らぬ罪深し 季
色鳥のわたりあうたり旅やどり 季
駒鳥の声ころびけり岩の上 季