河合曾良 ●
かさねとは八重撫子の名成べし 季 (おくのほそ道)卯の花をかざしに関の晴着かな 季 (おくのほそ道)松島や鶴に身をかれほとゝぎす 季 (おくのほそ道)卯の花に兼房みゆる白毛かな 季 (おくのほそ道)蚕飼する人は古代のすがた哉 季 (おくのほそ道)湯殿山銭ふむ道の泪かな 季 (おくのほそ道)象潟や料理何くふ神祭 季 (おくのほそ道)波こえぬ契ありてやみさごの巣 季 (おくのほそ道)行行てたふれ伏とも萩の原 季 (おくのほそ道)夏草に松の木やせる岡辺かな 季膝折るやかしこまりなく鹿の声 季 (鹿島詣)をがみ伏して紅しぼる汗拭 季終宵秋風聞くや裏の山 季千貫目ねかせてせわし年の暮 季春に我乞食やめてもつくしかな 季剃捨て黒髪山に衣更 季 (おくのほそ道)汗の香に衣ふるはな行者堂 季
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【中古】河合曾良24000円(税込/送料別)カード利用可・海外配送不可・翌日配送不可 【株式会社 今井書店】