萩 click ⇒ ≪解説≫
一家に遊女もねたり萩と月 松尾芭蕉(おくのほそ道)●波の間や小貝にまじる萩の塵 松尾芭蕉(おくのほそ道)行行てたふれ伏とも萩の原 河合曾良(おくのほそ道)白露もこぼさぬ萩のうねりかな 松尾芭蕉三日月やこの頃萩の咲きこぼれ 河東碧梧桐夢と成し骸骨踊る萩の声 宝井其角月添ひてかなしさこほる萩すすき 服部土芳手の熱き女と生まれ萩白し 鷲谷七菜子初萩やぽつりぽつりと雨になり 里見梢起こされて起きて物うし萩の花 各務支考あし音をまつ朝暮や萩の花 竹久夢二空山へ板一枚を荻の橋 原石鼎(ホトトギス)山の日に萩にしまりぬ便所の戸 原石鼎(ホトトギス)先師の萩盛りの頃やわが死ぬ日 大野林火萩明り師のふところにゐるごとく 大野林火足音をまつ明暮や萩の花 竹久夢二
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