竹久夢二 ●
傾ける赤城の尾根や青嵐 季死に隣る眠薬や蛙なく 季春寒し恋は心の片隅に 季汽車はいま上野をいづる青嵐 季あし音をまつ朝暮や萩の花 季櫻ちる墓は享年十九歳 季人妻となりける君におぼろ月 季兎に角に春は来るなり札納 季笹鳴や愁はいつもあたらしき 季舞姫のだらり崩れる牡丹かな 季加比丹の帯をかたみや春浅し 季朝顔や極道にわれ成果てつ 季別るゝやまだ朝顔の露ながら 季風鈴のうごかぬほどの戀心 季野茨やこの道ゆかばふるさとか 季百合が香や愁はいつもあたらしき 季蟲なくや戀は心の片隅に 季秋立つや葉の落ちぬ木も寂しかり 季初雁や尖りし山の暮残る 季足音をまつ明暮や萩の花 季竹の葉の細りや星のわかれかな 季花の下「かあいいピスの墓」とあり 季ほつれ毛に遊ぶ風あり青すだれ 季
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