俳句例句(季語から)



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自転車の灯のはづみくる虫の原  波多野爽波
或時は虫に耳貸しつゝ話す  高木晴子
雨音のかむさりにけり虫の宿  松本たかし
艸原や提灯行くに虫すだく  小林一茶
古御所や虫の飛びつく金屏風  与謝蕪村
残る音の虫はおどろくこともなし  中村草田男
虫聞くや庭木にとどく影法師  高野素十
ぶすりと音たたて虫は焼け死んだ  種田山頭火
焼かれて死ぬる虫のにほひのかんばしく  種田山頭火
打つよりをはる虫のいのちのもろい風  種田山頭火
蟲なくや戀は心の片隅に  竹久夢二

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