俳句

季語|冬紅葉(ふゆもみじ)

初冬の季語 冬紅葉

残る紅葉(のこるもみじ)・紅葉散る(もみじちる)・散紅葉(ちるもみじ)・紅葉枯る(もみじかる)

冬紅葉の俳句と季語葉緑素がなくなりアントシアンなどの色素が蓄積して起こる、葉の赤変や黄変が「紅葉」で、紅葉することを「もみづ」という。
紅葉するという意の「もみつ」が、平安時代以降濁音化して「もみづ」となり「もみじ」の語源になったと言われている。尚、「もみつ」は染色に関わる言葉で、「揉み出づ」のこと。ベニバナを揉んでで染め上げた絹織物のことを、紅絹(もみ)といった。

紅葉」は秋の季語であるが、紅葉が見頃を迎えるのは、立冬を過ぎてからという地方が多い。

【冬紅葉の俳句】

冬紅葉冬のひかりをあつめけり  久保田万太郎

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