季語|香水(こうすい) 三夏の季語 香水 体臭を消すことが本来の使用目的であり、体臭が最もきつくなる夏場は、活躍の場が広がるために、夏の季語となる。 もとは宗教的用途で使われた。ギリシャには、紀元前1850年頃に香水を製造していたという工場跡地が遺っている。風呂に入ると病気になりやすいと信じられた近世ヨーロッパでは、臭い消しのために香水が重宝された。 マリリン・モンローが、寝る時にシャネルNo.5を身に着けていると答えた話は有名。 【香水の俳句】 亡き人の香水使ふたびに減る 岩田由美 ▶ 俳句にインスパイアされた香水「HAIKU」