俳句

季語|春の蚊(はるのか)

晩春の季語 春の蚊

春蚊(はるか)初蚊(はつか)

季語 春の蚊の俳句「蚊」は夏の季語であるが、多い少ないこそあれ、蚊は年中みられる昆虫である。「春の蚊」といった場合には、主に「初蚊」のこと。卵で越冬したり、成虫で越冬したりしたものが気温の上昇とともに活動するもので、4月ころに見られる蚊のことである。屋内型昆虫「チカイエカ」などの、冬場でも大発生するその様はこの範疇に含まれず、活動初期の弱々しさを漂わせる季語である。

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【春の蚊の俳句】

春の蚊を叩きて力あまりけり  長谷川秋子

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