俳句

季語|目白(めじろ)

三秋の季語 目白

目白の季語スズメ目メジロ科メジロ属。全国に分布する留鳥。鶯色の体色で、目の周りが白い。目の周りが白いことから「めじろ」と呼ばれる。雑食だが、蜜を好む。
秋の季語にはなっているが、夏に分類する歳時記もある。俳諧歳時記栞草では、秋八月に分類され、「眼白鳥」とある。「柿を好む」とあることから、秋の季語となったものだろう。その体色から、葉の茂った夏季には見つけにくい。むしろ、新緑前の春季に、椿の蜜を吸いに来るのがよく観察される。梅の蜜も好むため、鶯と間違えられることがある。
声が美しいため、江戸時代から「鳴き合わせ」がよく行われていた。現在では鳥獣保護法により愛玩目的での捕獲・飼育が禁止されている。
和歌山県と大分県では県鳥に指定されており、大分県では「めじろん」というマスコットキャラクターも生まれている。
押し合って枝に並ぶ習性があることから、「目白押し」という慣用句がある。

【目白の俳句】

誰やらが口まねすれば目白鳴く  正岡子規

【目白の鳴き声】
「チーチー」という地鳴きもあるが、花の蜜を吸いに来るときなどは、高く可愛らしい声で鳴く。(YouTube 動画)

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